4thルド吹 感想

しばらくブログを書いていない間に私は大学を卒業し、社会人になり、都民になった。いつの間にか、エーステとテニスで一年が回っているオタクにもなっていた。ネルケはエーステとテニスの時期を被せないように。私みたいに青年館と立川を回す(※公演中止により未遂)オタクが出てきてしまうから。

さてこの夏といえばルド吹が熱かった。のは私の周りだけかもしれないが、とにかく熱かった。熱すぎてブログを書いてしまっている。

前提↓

⚠︎4thのことがとても好きなオタク

⚠︎それゆえ公演後に行った整体院に対しての愚痴以外はほぼ(ほぼ)全編褒めで構成されております

⚠︎テニスに行きながら夏単ことMANKAI STAGE『A3!』〜SUMMER2022〜にも行っていたためエーステの話も出てくるかも

⚠︎明石陸くん(テニミュボーイズ)の演じている役と河村隆を見ていることが多かったのでちょっと偏りがあるかも

 

もしこの先リアルタイムで見られなかったけど誰かの感想を読みながら映像を見たいというようなオタクがいたら役に立てば幸いです。

 

会場について

地方公演は行かなかったので青年館と銀劇の話になります。

とはいえ東京公演はだいぶ前だし一回しか入らなかったので記憶がおぼろげなのですが、連番相手から到着が遅れるとの連絡が入り、私がまとめてチケットを持っていたので改札内のコインロッカーに預けようとしたところ財布に現金がない&千駄ヶ谷改札内にATMが無い で結局7月の炎天下にダッシュしてもらったのを覚えています。みんな、千駄ヶ谷でロッカー受け渡しをするときは気を付けてください。55分までに来なかったら見捨てて入るから2幕から入ってきて!(※間に合いました)と非情な電話をしていたところ、少し離れたところでかわいらしい格好をしたオタクが号泣ブチギレ通話をしていて、開演10分前に会場付近で電話してるオタク、誰も彼もドラマがあるなと思った。

さて東京公演といえばまだ客降りがありました。無言で手を振りながらニコニコ通路を通っていくだけではありましたが、なんかコロナ後に舞台俳優になった若者たちはみんな客降りに慣れていなくてかわいいな…と思った。エーステ春単'22の客降りに比べ、手でハートを飛ばしているオタクが少ないのが印象的であった。

春単といえば観月はじめの客降りの姿になぜか既視感を覚え、何故だろうと考えていたところ岬様の客降りに似ているということがわかった。

岬様:碓氷真澄の父、碓氷岬。子育てが苦手な父(オブラート)という役どころのためにこやかにファンサをするとおかしいのでどんな客降りになるんだろうかと思っていたところ、通路を歩きながら通路席のオタクの顔をじっ…と見下ろすという斬新なファンサを編み出していた。

観月はじめは舞台上に戻ったあと宣誓のときもオタクが頑張ってキャラの動きを真似しているのを見ながら本社からの監査か?て感じの芝居をしており、み、観月さん…と思った。

凱旋はテニミュ初の銀河劇場でした。元々銀劇の舞台〜客席がきゅっとまとまっている感じや内装の雰囲気が好きで、個人的には今回の公演も見やすくてよかったんだけど、やはり客席数だけはテニミュにしては足りないのではないかという点は否めない。平日マチネでも立ち見が埋まってるの、やばい。あの構造のままどうにか1000席になりもっと都心になり付近にファミレスとかドトールができるといいんだけどな〜…

で、まあ私は面白ければ長くても平気な人なので、今回3時間半あっても見てるときに「長いなー」とは思わなかったし精神的な(?)辛さはなかったんだけど、終演後の身体的疲労を鑑みると、どの劇場どの椅子であろうとも肉体的にはキツいという事実が、そこにはあり…

この2ヶ月、テニス(3時間半)とエーステ(3時間)と鉄ミュ(2時間半※休憩無し)に入りながら平日は朝から晩までパソコンをカタカタしていたうえ引越しまでしたので、もう全身がバキバキになってしまい、8月末に整体に行ったところ「若いはずなのに若くない体ですね」みたいなこと言われた。

そりゃね、立川のサイドとステラのサブセンと銀劇のボックスに入りながら会社員してて、体が無事なわけないよ。と思いながらたはは…と言いました。

ちなみに翌日には左向いたときだけ首が「グギョン」みたいな音するの戻ってた。おい。ほんとに、設備ヤバイしビルに「詐欺のアジトに使われていないかな?と思ったら通報しましょう」みたいな貼り紙あってこわかったし。なんなんだマジであの整体、二度と行かん。

 

好きな曲・シーン

・Prince of Tennis

不動峰のときと歌いだし方が違い、よりいっそう疾走感があるのが時が進んでいるのを感じさせていいなーと思います。私はエーステ厨であるため1年中Yuさんの曲を聞いているのですが、その中でもすごくわくわくする、Yuさんだ~て感じの曲。ダンスの構成も好き、フォーメーションかっこよすぎる。あの人数であの動きするの、場当たりの苦労がしのばれます。舞台監督さん、ありがとー! 制服だったりユニフォームだったり、学校の数も多いのでみんな服がバラバラで、いろんな人のドラマがはじまるんだなー!て思う。かっこいいOPですね。

そういえば凱旋期間に会場付近で花火大会があったらしく休憩時間にロビーの窓から外を見たら花火が見えたのですが、終演後フォロワーに「今日花火上がってたね」と言ったらここのことと思われて「え?初日からあがってるよ?」と言われて笑った。初日っていうか、峰のときからあがってるね。

・千石の日替わり

ここもいろいろなパターンがあって面白かったな。トリオがコロナでひとりになってしまったとき海堂とカチローだけでやっていたんだけど、カチロ―が「海堂先輩の目、綺麗ですね」という回がありびっくりした。てかさ、これ夏前じゃん?会って2ヶ月とかじゃん。会って2ヶ月の、喧嘩早くてフシューとか言ってる先輩に目が綺麗ですねって言わんやろ。

ちなみに千石さんが「うわーきたねえ布だ!」みたいなことを言われる回もあったらしい。きたねえ布て

跡部

これは明石陸くんがやっているので、やたら手足が長く顔がかわいい跡部様になっています。暗がりで芝居しているのでオペラで見ないと分からないんだけど、これちゃんと表情変えてて、ニヤッ…てしてる。

最後氷帝の曲じゃない?ていわれてるけどマジで、そうな気がする そしたら音楽は少なくとも続投なのかな?あの曲かっこいいので楽しみですね。

・Overtake Me 

https://www.instagram.com/p/CgjURwPsFsb/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

これ海堂が乾汁飲むことが決まった瞬間に始まるから飲まないのか!?になるのふふってなる。

「太陽の眩しさに~」からの歌詞、メロディ、照明、ダンス、のすべてのグルーヴが好きで、泣きそうだった。私はテニスの本公演を配信企画で初めて見たときの感想が「まぶしい」だったから、王子様には眩しくいてほしい。

「Overtake me」を「Over twenty」に聞き間違えてて、みんなアンダー20というか、アンダー15でしょ!?となっていたが違った。(それはそう)

あと「後悔へ」を「オーアーイエー」だと思ってた。配信見て気づいた。

OhにAhにYeahを重ねることはないだろ。BUMPか。

・火花を散らせ(新24/365)

銀華がでてくるのいいよね、いろんな学校が集まってる大会のリアルさを出せるのはこの人数が集まってる強みだなと思う。声の厚みもすごい。30人くらいいるもんな。合唱コン聞いてるみたいな気持ちになりました。

栗原君いなかったときに明石君が小柳さんやってて悪い顔しててよかった。銀華でもにやってしてるときあって勝気でかわいーめろーんになった。

まあ1時間後には亜久津にぼこぼこにされるんだけど。

かわいそうってかわいい

キャンメイクトーキョー

ただ、新曲じゃないじゃんという気持ちは~…正直なところ、ないでは、ないけど……それ以上に曲としてめっちゃすきなんだよなー!うーん。新曲として出会いたかったな。

・裕太勧誘ソング

これ、あまりにうさん臭くて怖いので明るい選挙だと思って見てた。ここに限らず「舞台上で起きていること≠実際起きてること」というようなシーンが多くて面白い。

まって、キャストの世代、インターネットが好きな子でも明るい選挙知らなくない?来夢くんチャリで来た知らなかったもん。

泣いた

てか「あなた」を「光」で比喩するの、かなり攻めてるというか、ほかにLemonしか知らなくて動揺した。でも「あなた」が光だと、自分たちは結局影にならない…?そう考えると結構きつい歌詞だよな…とも思っていた。そう考えられて書かれた歌詞ではないと思うが…

・秋山三中

超絶顔ラン校こと秋山三中。かわいかったですね。本間くん演じる部長がちょっとナメられぎみなのがいい。手塚さんと目があったー!っていうとこ、終演後のオタクで笑っちゃう。でもオタクは「おれもなんすよ!」って言ったら喧嘩しそうなので、彼らを見習うべきだなと思いました。

観月との絡みも好きだった。部長はどなたですか?て聞いてくるけど調査済みなんだろうな…嫌…てなるし、あとベンチでキレてる観月を見て「うわ…」てなってるのも、この三人観月に会ったのさっきだしてかさっきまでは感謝してただろうにあんな引いてんの、やっぱ観月ってやばいよな…と感じさせられる。

・Amazing

https://www.instagram.com/p/CgjUOdcO8Ik/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

さすがルド校歌というか、絵面の美しさがすごい。ダンスの構成も綺麗。はじめもいつもより多めに回っておりますみたいなフリのとこ、好きです(伝わらん)

まあ私は情趣を解さないオタクなのでなんか床に投影されてる模様(たぶん大理石イメージ)…顕微鏡で見たタマネギの細胞みてえだな…てなってましたが…

この歌に限らずだけど、ルドは~やる、~あげるって言い回しが多くて「していただけるんですか♡」ってなります。中3なのに傲慢でかわいいなー。

・ルド戦ダブルスの曲

アツい歌詞に合わせてダブルス2試合の感情の渦がグアーなってオタクもウワーなって脳みそビャーなる曲(テニモンの千〇ジュニア)

テニスが無ければ交わることのない運命だとしても

今ここで同じコートに立つそれがすべてさ

上のフレーズがあまりによい。オタクの側も「今劇場にいるということがすべてだな…」という気持ちになったりしました、勝手に。やはり「試合」という現象、演劇の一回性と相性がいいんだな。

・観月が反復横跳びみたいな動きさせられて床這いつくばる曲

↑覚え方がひどくてすいません

持田くんの不二はあんなにかわいらしい見た目なのにめちゃくちゃ気が強くていいよな…と以前から思っていたのですが、気が強いどころじゃないな…と思わされた。

てかこれ、裕太の目の前でやるんだ、中2に見せれるグロさじゃないだろ。と思ったが、あれ目の前で見てるのに二幕で観月と裕太ってふつうに隣でベンチワークして喋ってるんだよな。すごい。裕太心広。観月心強。

タイミングどこか覚えていないんだけどしゅがれさんが観月の試合中に十字切るアクトをつけたの、私はかなり好きでした。淳ってべつに信心深い人間じゃなさそうだしやり馴れてる仕草でもなさそうなのに、信じてた観月が負けそうでどうしようもなくてとっさに出て来たのが祈りであること、結局観月はにせものの神様でしかなかったと突き付けてくる感じはかなり、「萌え」(死語)ですね。

・日替わり

ここ観月というか三井くんがほんとうに毎日すごかった。個人的には不二がホース持ってきて観月に水かけた回でホース出てきた瞬間隣の人が「ッヒャアwwwwwww」くらいの大笑いしてたのが思い出深いです。

大楽で裕太の前日の夜ご飯がつまみ食いしたスイーツのみと言われており配信見ながら変な声が出た。

成長期だろ。大会前はちゃんと飯食え、裕太

・ベスチ

私は舞台での男男の暴力描写がかなり、好きで…峰でも神尾くんが先輩に踏んづけられるのとか、手叩いて喜んでた(※比喩)んだけど、ほんと、平和な一日の終わりの中に異質な純粋暴力純粋犯罪が混ぜられる不穏さ、ありがたすぎた。「ミュージカルの一幕の終わり」として良くできてる構成だという客観的な感想もあるが、まあ、正直、少年→少年暴力、ありがとー!という気持ちが勝っています。ジャパンアクションエンタープライズ指導の暴力、サイコーでした。

情趣を解さない人間のため舞台を見ていて泣くことがないので観劇中膝の上には目薬とオペラグラスしかなく、仕方なく目薬を握りしめていたので、親指の付け根の筋肉がごりごりにほぐされていくのがわかった。かっさか?

 

・上昇GO勝負!

https://www.instagram.com/p/CgjULejgDc0/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

「雲」「風」をモチーフとした歌詞がフラットで流動性のある山吹の気風みたいなものを表している感じがいいですね。

雲を泳がせたで亜久津がタバコ吸ってる手の動きするのニコーなる…15歳がやる動きちゃうねん。というか令和に上演されるうえで亜久津の凶悪性が削られたら残念だなと思っていたんだけどもうしっっかり書かれてて嬉しかった。まじ、開演前の投影で「未成年喫煙を助長、推奨する意図はありません」とか書かれたら手叩いて笑い転げて椅子から落ちるとこだったもんな。

 

・何が本当かわからま〜いの曲

持田の不二が好きな友人と通話しながら配信を見ていた際、「この曲3秒で終わるから集中しなきゃ!やばい!」と言い合っていたが、1分半あった。でもまじで3秒じゃない?楽しすぎるし好きすぎる。ちょっとパコと魔法の絵本を思い出した。

この青学ダブルス、不二君が一幕でメインでタカさんが二幕でメインだからそれぞれメインじゃないときは結構のびのび楽しそうにしててかわいいよね。今回タカさんはなぜか菊丸くんと謎の絆を築いており、一幕で菊丸が柳沢のド誇張モノマネしてるときに「英二、なにやってるんだ。」とたしなめる声がオフマイクだががっつり聞こえたときには動揺を隠せなかった。しかし二幕のあくつ戦ではタカさんをベンチに回収していく係を不二君と一緒に担っていたりしていて意外と感動的です。(そうか?)

ちゃんとテニミュを見るのが4thからなので11代目の特徴なのかいつもそうなのかわからないのですが、不二くんとタカさんが二人で並んでるとなんか、運動部男子らしからぬのんびりとした空気を醸し出していていい。都大会の説明のときに二人で一枚のプリントをのぞき込んでいるのと、桃ちゃんの「補欠になって出れねータカさんの~」みたいなセリフのときに不二くんがタカさんの肩叩いて励ましてるのが好きでした。

・地味ーズのなんかめっちゃカントリーな曲

無視されてブチぎれる菊丸とおだやかな山吹側との対比がすごい。菊丸の威嚇が野良猫と同じなのニコニコになる。

あとこの曲の歌詞もかなり好きで、

黄金の眩しさも雲に隠れたようだ

↑く~ かっけえ 自分たちが負かしたって感じじゃなく、おや?黄金ペア…って聞いてたけどなあ(笑)みたいなスタンス(※ふたりはこんな性格悪い言い方はしません)なのがいいよね。

強さの秘訣 それはコツコツ 時にガツガツ

↑社会人の身に染みる言葉すぎる。座右の銘にしようかな。

 

・ラッキーミー

新テニのブン太の曲を聞いてるときも思ったんだけど、勝気な子は生来のものとしての解釈か自己暗示のためにそういうことを言ってるていう解釈があって、個人的には後者がけっこうぐっと来る。桃にラッキーって言い返された時の芝居でも思います。

これ左から3つ目の小さい窓に伏見くんと東方が押し込まれててほんとにかわいい。あんな背高いのにだるい女ティックトッカ―みたいなぶりぶりのダンスしてるの、フフってなる

・テニスのための品位

大好きシーンです。暗く、でも綺麗な曲と、歌ウマ選抜の歌、ふたりの亜久津を取り囲む群衆としての俳優の演劇的な使い方、青や赤の照明、そして暴力。(また言ってるよ…)

持て余した才能のせいでコートに立てなくなる流れと、それに伴う痛み、周りを巻き込んでも抑えきれない渇望、そして積み重ねられてきた諦め、絶望…がひしひしと感じられてこの曲すごく好き。この曲も目薬握りしめて親指の付け根ごりごりにほぐしながら見てました。

・亜久津の強さを讃えるみたいな曲

これもちょっと宗教ソングと同じで、本人たちが心からこの内容を歌っているかというと違うのかも?と思っている。彼の才能は認めているけど、そのぶんそれを活かさないことにもどかしさも感じているんじゃないかなとおもうから。亜久津が本気っぽいって気づいてその才能のさらなる開花を応援したい気持ちはあるけど、相手がそれを歓迎しないのに無視してガツガツ絡んでいくほどの距離感じゃない、んだろうなあと思っている。

まあでもこれは山吹メンがますたく好きすぎるの知ってるからフィルターがあるかもしれん(?)

室町は「俺につなげてくださいよ!」って言うけど亜久津は学校のことなんかなんも気にしてないのがいい。亜久津は才能に振り回されて生きてきた側の人間だから、初めて自分のためにテニスできているんだ…と思う。

・貫け前進〜の曲

火花を散らせで小柳さんが亜久津に殴りかかるの、命知らずすぎるだろ!と思って地味にツボなんだけど、それを止める河村隆も結構勇気あるな…と思っているので、この曲聞いてると「あなたもけっこう勇敢だよ」ってなる。

てか河村ってあんな感じでありながら亜久津と不二という二人の天才とうまいこと仲を築いてるのすごいよな。

・試合後の亜久津

試合の前と試合のあとの芝居というのは「その試合を通してどう変わったか、なにが変わらなかったか」を見るために重要だと思うんだけど、その点で亜久津のそれはかなり好きだった。基本的にはテニプリは人間が人間を超えたものになっていく話だと私は思うんだけど、亜久津は怪物から人間になっていくのがいいよねと思います。緩急をつけるのを忘れて、本気で来いって相手に怒りたくなるくらい真剣になれたし、うるせえって、もう怒鳴り散らす必要もないし。シクシク。東京公演のときは試合後にぼうっと上を見上げていて、試合で負けた後なのにそんなんしてるの、怪物すぎる…と思っていたんだけど、凱旋で見たら俯くようになっていて、亜久津が人間に…………泣となりました。

 

総括

個人的な感想だけど、青学を基準として考えたときに、ルドはプレイヤー個人(人格、人生)に対しての目線が強く、山吹は対プレー(テニスの強さ)への目線が強いように感じて、面白い対比だな~と思います。

山吹の亜久津に対する態度は単に彼らがめちゃくちゃ寛容とか優しいとかではなくて、ほどよく無関心で、湿度がない。プレーには期待していて、でも個人に対しては特別嫌ってもいないけどチームメイトとしての執着があるわけでもないっていうふうに私は感じた。ここに関してはルドルフは寮制で山吹はそうじゃないからチームのあり方も違うみたいなことをキャストがインライで言っていた(たしか…)のを聞いて腑に落ちたところがあります。

 

4thルド吹、面白かった~!!!

 

関氷も楽しみですね(^。^)♪♪

 

おわり。

なにかあればhttps://odaibako.net/u/pyan

 

 

 

 

2021年下半期まとめ

記事を書くために記録を見返したところ、下半期からDDとして放浪していたせいでやたらネルケプランニングにお世話になっていたことに気づきました。すべてのオタクはネルケに通ず…

 

ラクル☆ステージ『サンリオ男子』~KAWAII Evolution~@クラブeX

話、あんま無かった(問題発言)けどハッピーでキラキラで好き俳優しかいなくてみんなちゃんと客席を見ていて偉いわね〜と思いながら脳みそドロドロになってたら2時間終わってた。幻…?

そもそもわたしはピューロが好きなので開演前にピューロの園内の音楽流れてるだけで超ハッピー。ちょろい。連番してくれた大学の友人に「この曲、わたしの葬式で流したいなあ」て言ったらやや引かれて恥ずかしかったです。

泰江くん新テニで見てかわいかったから楽しみだったんですが期待通りかわいくてよかったですね~指ハートが死ぬほどうまいのでうますぎてわらってしまう。

終演後に原作コンテンツ(ツイッター)が終了告知されていたが、これ舞台は今後やるのかなーやるならまた見に行きたいですね

 

MANKAI STAGE『A3!』Troupe LIVE~SPRING 2021~@TACHIKAWA STAGE GARDEN

監督のことを大好きな真澄くんがいちばん最後に残した言葉が愛してるだったの、すてきだったなあ( i _ i )

なんかトルライの至さんはめちゃくちゃ楽しそうでにこにこした。わたしが見た回、「なんでやねん」かなんかのフレーズにハマってひたすらよくわからないタイミングでよくわからないツッコミをしていて、"周りが「???」てなってるのにひとりで楽しそうにほほえんでいる立石俊樹さん"のやつが発生していて、すごくよかった

・振り返り映像で流れてた春夏の綴の前髪、一生おもろい

・カレーパンの客席、茄子すぎてフフ…なる

・トルライ行くオタクカレーパン食い過ぎだから立川中のパン屋からカレーパン消えてたとおもう

立川、ほんとうに嫌いだが、わたしはチケ集めレベルが赤ちゃんなので現在のエーステのチケ取り難易度にまったくついて行けておらず(なにせ自名義1個のみで最前出せた時代の忍ミュ育ちである)、そのため「立川ならまあチケット取れるかなあ…」になるのだけはいいというか、それしか取り柄はないというか(…………)てかスタッフの追いやりがめちゃくちゃすごくて駅まで止まるな!(※駅まで10分くらい歩く)の圧に押されてオタクが群れでぞろぞろ歩くので、羊飼いに追われる羊の気分になった。たぶんオタクに言うこと聞かせるより羊に言うこと聞かせるほうが楽だろうな。

 

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学vs不動峰@日本青年館ホール

テニミュはじめてでしたがすごい楽しかったな〜友人の強運により前方席に入れたのだが、キャストの目が照明でキラキラ光っているのを見て私が見たかったもの、”これ”だ………!!!になった、みんなすごい眩しくて、よかったな………

チケットを取ってくれた友達はサードからのオタクで、演出変更にかなり参ってスト缶開けながら打ったらしいLINEが初日に届いたのでそ、そっか…になったしたしかにだいぶ変わってるな〜とはおもったんだけど普通にネルケの舞台として面白かった!最近ライビュも含めてヒプステとか黒執事とかえすだんとかに行っていたので知らんネルケの舞台を見ることに慣れていたのもあるけどちゃんと満足感のある舞台だったしみんなある程度ちゃんと歌えて踊れているし自己プロデュースに意欲的な人が多くてとても感心した。最近の若俳、みんなしっかりしてるなあ

不動峰とてもよかったなーーもともと男男の暴力大好きなのだが今回の不動峰は暴力がしつこいと聞いて喜び勇んでいったらほんとに執拗に殴られてるし神尾くんが上半身踏んづけられてて歓喜した。暗い男が殴られてるのも好きなんですけど明るい男が殴られてるとそれはそれで別の良さがあるよね。

伊武くんの曲を「観音坂独歩のラップみたいな曲があってさ〜(チグリジアを想定)」と言ったところ「観音坂独歩のラップ!?伊武が!?(キレる中年の見出しになったろかいを想定)」てアンジャッシュになりました(?

あと「俺たち鮮烈な青春の途中 投げ出すことなんてないさ」にどきっとした。学校名の言葉遊びでもあるだろうけど、令和の若者における青春って自覚的なものだし自然に楽しめるものではないという感覚が若くて令和の中学生だ…と思った。この曲拍手の音が入ってて、それが雨の音みたいでとってもいい。

柿の木坂テニスガーデンの場所聞かれるやつ俺たちがヒロインなのわからなかった。シャラ~ンて鳴らないから…(後から聞いて「そんな…うちらがちゃんと教えなかったせいで佐々部に因縁を…」て申し訳なくなった)でもエーステだと監督がしゃべるときシャラ~ンて鳴るけどテニスでいい感じの効果音思いつかないね。スマッシュの音だと会話中に突然顔面狙うやばい女みたいになっちゃうしさ。

タカさんの大友くんがかわいいなと思ったんですが調べたらナベの子だったので自分が本当にNDD(ナベなら誰でも大好き)で笑ってしまうよ

 

Sanrio Kawaii ミュージカル『From Hello Kitty』@IHIステージアラウンド東京

すごい楽しかったしもっとたくさん通いたかったし、でも本編良かっただけにもっとうまく運営・告知しなーーー!ておもった。「ネルケて今までの運営ノウハウぜんぶ捨てたのかもーーー!!」て渋谷で叫んじゃったもん(誇張しのぶ)

ハーツの俳優の初登場シーンが体操服だって知らなくて初等教育ロイヤル!?てめちゃくちゃ焦った。

ミラギフを踏まえつつシーンやセリフの追加+最後にレビューという構成なのだが、一幕最後の曲がうわー!ミュージカル見てるー!て感じで最高だった。闇の女王たちのダークでかっこいい歌と、ピューロビレッジのハッピーソングの重なりが怖くて、闇の女王から見たピューロビレッジってこんなに憎たらしいものなんだ〜って新鮮だった。

ハーツの俳優たちがダニエルと同じように「闇の女王を倒すんだ!」側なのはへ〜てなったんですけど(サンリオ男子とかでもそうだけど、近年のサンリオってどっちかというとそういう「男らしさ」みたいなものを描かない傾向にあるのかな〜と思っていたので)知恵の木を守る使命がある(んだよね?)からなのかな?

今後使うことがあるかもなあと思うので座席の感想を置いとくんですけどステアラって傾斜少ないから下の方で演技されると見づらいんだけど、まあミラギフって大体立って演技してるでしょって思ったらコウモリくんたちがハーツいじめるとこよく見えなかった。けど前方は前方で見やすくなさそう。調べた限りでは刀ステで使ったりしたオタクたちの意見だと6~10列くらいが見やすいぽい。5列は前通路だけど1~4列と高さが変わらないので見やすいって人と見にくいって人がいました。見やすさ関係なく席の感覚狭くて真ん中のほうだとスイマセン…スイマセン…なるからわたしは5列入りたさあるな~(中止で5列のチケット2回なくなった人)(悲)

パレードでやっていたときの「大好きな人と特別な時間を過ごしてね」というフレーズは友達や家族や恋人の意だったと思うんだけど、今回一人で来てるオタクも多いのでオタクと推してるキャストとの時間のことも指しているようで面白かった。

 

アナ伝vol.2「霧の中のノスフェラトゥドラキュラ伝説」@シアターサンモール

ライブ曲のpvが出たときに本当に本当にダサすぎてびっくりしたから覚悟していったんだけどアイデアというかプロットはいいしキャストも良かった、意外に(意外に…)脚本の細かいところや演出は時々エ?なんて?てときありましたが

見る前に初日入った人から「松井勇歩くんのオタクの感想聞きてえわ」と言われてへえ…と思いながら見てたら(まあもうオタクじゃないのですが)そりゃそう思うわな!みたいな展開で逆にウケちゃった。裏切り綺麗すぎワロタ。てか医者になってるなら結構自己実現してない?もう良くない?どんだけ死にたくねえんだよて思った。(就活に難航していたオタクの八つ当たり)(最悪)

じゅんくん、演技もできるし歌も上手いし(本編に"じゅんくんの上手なお歌タイム"みたいなのがあった)あのふわふわなユニットをうまく回すし、ファンサもちゃんとするし、すごいな〜て思った。同じ2000年生まれとして勝手に期待しているのでぜひ若俳界の天下を取ってほしい

個人的面白ポイント

・前田プロの脚立を抑える完全なる裏方のおっさん

・「産業革命がひどくなって」←ひどくなるものなんだ…

・「なんで!?」というタイミングでジャケットを脱ぐ田村くん(それ今必要あるか!?てときに脱ぐし、しかもセミの脱皮か?みたいな体勢なので本当に気になった)

・鐘ヶ江くんはマジで何も悪くないのに巻き込まれて死んでるしフィッシュアンドチップスも奢ってもらえてなくて本当にかわいそう

ヘルシング教授が子持ちだと思わなくて何歳?てなる

・てかヘルシング教授の子供エピも鐘ヶ江くんの雪山エピも「い、いま?」てときに言われるからもうちょっと伏線欲しい

 

悪口になってしまいました。

キャスト本当によかったなー同じメンツでTRUMPやらんか?さとなかくんのラファエロと前田くんのアンジェリコがみたいです。

 

コントステージミットナイト vol.1@歌舞伎町Sparkle

わけわからん催しすぎたが社会見学みたいで面白かったです。歌舞伎町の嘘でしょというくらい狭い部屋に嘘でしょというくらいの数のオタクが詰め込まれてて怯えた。この時から酒類提供解禁されて終わったあとに酒飲めたの嬉しかったですね。

株式会社ⅮⅮメンがわりとほわ〜としていたのに対して若俳組はキレキレの人が多くて面白かった。なんでだったんだろう。てかあのメンツなら反橋宗一郎さんもいてほしかったですけど反橋宗一郎さんがいても収集つかなくなってた説は、ある

 

野外劇 ロミオとジュリエット イン プレイハウス@東京芸術劇場プレイハウス

500円なのにびっくりしてチケット取ったら手数料が550円かかって合計1050円になっててバグだった。

キャピュレット家が俳優でモンタギュー家が女優という変則キャスティングだったんだけどロミオ役の女の子が髪長い美人さんだったのでにちかちゃんのジュリエットとのシーンがゆ、百合………?てなった。かわいかった〜

近未来の池袋という設定だったのだがなんか治安悪すぎていや未来の池袋どんなだよと思いながら劇場出たら現実の池袋も負けじと治安がやばくて笑った。地面に座り込んで将棋指してる人とかいた。

 

MANKAI STAGE『A3!』Troupe LIVE~AUTUMN 2021~@国際フォーラム ホールC

秋組ってやはり4つの組が集まったときにその特徴が際立つなと思うので秋組だけのライブってどうなるんだ?とおもってたんだけども~杞憂でしたね 原液 かっこよさの原液を飲まされている感じでした ほんとうにかっこよくてかわいくてセクシーでいかちくてだいすきで、メロメロメロンパンナさんになってしまいました。

でも太一くん推しには試練の数日間すぎてさ イベント走ってる途中だってのにあんなよくわかんない芝居パートを作るんじゃないよ!うちはエーステは二次創作だねと思ってる(から解釈違うなと思ってもまあ原作じゃねーしなで終わる)し饅頭拳のときの太一くんがみんなに言葉で諭されてもあんまり響いてなかったやつ、言われたことよくわかってなくても反論も相談もせずうなずいてきた人生を感じて人間ぽくて好きーーになったタイプの人間だから「いやテーマシビアすぎて草」で流せたけど、もっと軽くて楽しいお話にして!たのむ!秋組みんなが犬派か猫派かみたいなやつ!

なんか秋ライ、マーメイドラインのニットワンピース着てる感じのかわいいオタクが誇張なしに1000人くらいいて楽しかった。わたし万里くんのオタクがヒョウ柄着てるのかわいいなと思うんだけど隣のお姉さんがヒョウ柄スカートにヒョウ柄ストールでめっちゃよかった。個人的に秋ライでヘアメデビューだったんだけどたのしかったからまたしたいな

 

 

 

個人的な話になりますが高校生のとき忍ミュだけと決めて現場に行っていたので本格的にオタクをし始めたのは2018年の4月に大学生になってからなのですが、そこから数えて秋ライでちょうど100公演目だったらしいです。コロナが無かったらもうちょっと早く迎えていたのかな。推し見たくて複数回入ることが無くなったからペース落ちるかと思いきや好きな舞台に好きなように入るようになったためあまり変わりませんでした。

今年はあと夏ライのライビュ行ったりリョーマ見たりまほやくの配信見てラスティカにめろったりしました。楽しい現場にしかいかないぞ!と決めていたので楽しい現場ばっかりだったんですが、おっさんばっかの小劇場の一般舞台のなかに突然放り込まれる若手俳優、みたいなやつがなかったのでそういうのも来年は見たいね。3月の悪い芝居さんのやつは見に行こうかなーとおもってるんですが、ああいうのって基本的に推しが出るから行くか―ってなってたやつだから現状だとなかなか機会が無く、ウーン あと無事就活が終わって平日勤務の社会人になる予定なので今よりオタクがしづらくなりそうでどうなることやらですね。

来年も楽しい現場にしか行きません!劇団Patchさんははやく本公演かイベントやってほしいです。友達に会いに行きたいです。よろしくお願いします。みなさまよいお年をお迎えください。

 

 

なにかあれば:https://odaibako.net/u/pyan

 

 

2021年上半期まとめ

マイリマ・墓場なき・ビバラバ・梅棒・あんステML・エーステ冬単・BF前編 をみました。

 

去年の下半期まとめ(現在非公開)を投稿したときに来年の上半期まとめをあげるときには就活終わってるといいなあと思ってたんですけど、いや〜終わらないですね、泣いちゃう 就活終わったら一個記事にしたいな

 

カンテレ×劇団Patchプロジェクト 音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』@紀伊國屋サザンシアター

本人は楽しー♪て感じの芝居(どんな?)のほうが好きなのかな?と思うけど、わたしは暗い役の演技が好きなので楽しかったですね

今回セリフの説明感が強かったしわたしも聴覚の知覚が得意では無いのもあって途中結構なんて?てなって、細かい部分理解できたかわからないけど、プログラムでもなんでもその人がそう思えるのなら愛であるべきだし、あれはもう愛というか祈りというか…オリジナルからは変質しているんだけど、その執着も愛しているからじゃないですかね?わからないですけど

あとさ〜大楽のカテコの「今の12人が最強」でどうしてもこのブログを思い出して(https://ameblo.jp/yuho-matsui-we/entry-12420194336.html)あれは単にこの12人を好きだからではなく去った人にもこれから来る人にも胸を張るためのというか、自分たちのプライドのための言葉なんだなと感じていて、その言葉を2年越しに生で聞いてちょっと泣いた。

この後翌年春までなかやんとのラジオしか発表されてなかったので冬眠するのか?て言ってたら珍しく仕事匂わせててへ~、若手俳優みたいだな(若手俳優です)と思った

ところでなかやんとのラジオはどうなったんでしょうか。

フィスコットーネプロデュース第31回下北沢演劇祭参加作品 「墓場なき死者」@駅前劇場

なんかもう怖すぎて見た日寝るのが嫌だった(夢に出そうで)し、すごい体がこわばって歯食いしばって見てたらしく全身疲れたし、二幕のはじめでフランソワの名前が書かれた瞬間(これから死ぬ人の名前が書かれるシステム)帰ろうかと思ったし、フランスで最初に上演された頃は途中で帰る人が大勢いたと聞いて「でしょうね」てなったし、犬鳴村恐怖回避バージョンシステム(https://m.youtube.com/watch?v=5tbgi87y4cQ)を適応して欲しかったが無理だったので辛いときはフランソワのぬいぐるみかペタン総帥の絵を見ていた。

亨くん15歳の役でヨッ永遠の少年!て思ったけどあんな形で永遠になると思わんやん(泣)ほんとに思春期が似合うよね。お顔がカワイ~んだけど声が独特(素だと見た目の印象より低いのに高くひっくり返るときも多い)で変声期みたいで、あと手足が妙に細長い感じとかが合っていたと思う。あの終わり方ヒエ〜!なったけどフランソワが拷問されてたらほんとに失神してたかもしれん。

劇中の「かわいそうに」という言葉が印象的。わたしは他人に「かわいそう」て言うのはあんま好きじゃなくてなぜなら(これは他人の受け売りなんですが)かわいそうって言うときにどこかに「私じゃなくてよかった」て気持ちが混ざっていると思うから。だからこの作品に対して「私じゃなくてよかった」て思うのはとても残酷なエゴだろうし嫌なんだけど、作中で使われる「かわいそうに」はどこかその言葉を発している自分に対しても言っているようなニュアンスを感じる。「わたしってかわいそうだな」と思うことは自分をすり減らすんだけど、そうとしか思えないし言えない状況もあるのだなと思う。

VIVA LA VALENTINE

キャラクターは一面的に決められるものではない(もちろんわたしたちキャラクターのファンやキャラクターを形作る側の人間も性別や立場で決めつけられてはいけない)というメッセージがキャラクタービジネス側から投げかけられるのはかなりびっくりした。

ピューロランドの一階を動きながら話が展開するので見慣れた景色すぎてピューロランド行きたさがすごい。劇中劇の舞台はフェアリーランドシアターなのでああ…フェアリーランドシアター…になってしまう。

社会生活に疲れるたびピューロランドに足を運んで「カワイイ」の圧倒的きらめきとミラギフやカブキやメモミュのやさしいストーリーに心癒されていたので、上司とダニエルの板挟みになって大好きなはずのダニエルにキレてしまった女性がキティちゃんに会って「キティちゃん…泣」てなるシーンでドバドバに泣いた。あの形でなくとも、我々はキティちゃんに救われているのだ

かわいい写真です(スクショOKでした)f:id:Tluuan:20210214095902p:image

音楽やこういうデザイン周りも良かったです。ポスターや紙チケもとってもかわいい。

文句つけるとしたら回線がちょっと弱いかなってのと見逃し配信が翌日朝9時までなのは伸ばしてほしいですね…

 

このへんでストレスなのかなんなのか家で失神して倒れた拍子に腰痛めて、失神するのは経験あるので気にならなかったけど腰が…つらくて………このままだと舞台のオタクできなくなるのかもって病みかけた。(いまは治った)失神仲間いたら箱にアドバイスください。

 

梅棒 11th STAGE『ラヴ・ミー・ドゥー!!』@池袋サンシャイン劇場

多和田くんのオタクに誘われたのと、昔JさんであってJさんではないみたいな人を好きだったので(察してください)行ってみました。たのしかったー!終演後青パーカーの人を昔好きで…て言ったら「そうかなって思った」て言われて俺の好みわかりやすすぎワロタて恥じた…もしまたよさそうな舞台のお仕事あったら見たい。

ざっくりいうとオタクとアイドルの共闘話だったんですが、オタクなりたての高校生頃のことを思い出してちゃんと健全な精神でオタクしたいと思った。オタクってさ、こういうもののはずだよね。こういう…前向きな方向性の…感情の連鎖であるべきなんだよな…

全体的にオタクとして感情移入しちゃって「推しがこんな大きな会場でパフォーマンスできたら嬉しいよなあ」て泣いちゃったし、最前地蔵の女子高生オタク絶対親金って叩かれそうだけどあの子いなかったらマリアンナは優勝せんかったしあの接触で黙り込んでしまい推しから心配されるタイプの痛バ抱きかかえ女 絶対幸せになってほしいんだが!?て勝手に親身になった。

 

 あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Meteor Lights~@天王洲銀河劇場・品川ステラボール

ひさしぶりに複数回同じ舞台を見たけど飽きなかったな…ずっと面白かった。メインの三人の演技がしっかりしてるので、人数少なくて時間長いのに飽きなくてよかったですね。特に井澤さんよかった~芝居うまいし手足が長いので冒頭のソロみたいなゆっくりしたダンスが映えていいな 機会あったらまた見たいです。

名付けという行為が好きなので「かみさま」から「かなた」「流星ブルー」になったときに奏汰くんは人間になれたという構造がすごくよかった。生徒会の署名の話が出てくるのも気になる。そのことを踏まえると「眼鏡くん」→「守沢」の変化はかなり序盤に描かれているから鬼龍にとって守沢千秋はずっとヒーローだったのだろうし、だからこそ「俺は行けない」「俺はヒーローじゃない」と言われたときにショックを受けた表情になるのかな?このシーン、最初見たときは「勝手に自分が守れなかったものを押しつけて行かねえのかよとか言ってきてわけわかんねえな」と思ってたんだけど、物事を暴力で解決してきた鬼龍にとって正しいヒーローになろうとしていた千秋は憧れだったのだとすれば、その憧れていた偶像が人間だとわかったときの絶望が大きかったのも仕方ない話なのかも

ファンサ舞台というファンサ舞台に初めて行ったんだけど面白い文化だなと思った。三毛縞さんは客席全員に目線送るし、鬼龍くんがレスしてるときの顔は世界一かっこいいし、高峯はツッコミが上手い(澤はドリブルが上手い)

 

MANKAI STAGE『A3!』~WINTER 2021~@立川ステージガーデン

立川ってほーんと見づらい!CANMAKE TOKYOという感じでしたが内容で9800円許せたのすごくない?エーステってすごいよ。駅出て左側から行っちゃったんですけど入り口あるの右側なので右側から行ったほうがいいです。あと裏の方にバーミヤンあるのでおすすめです。(ぴゃんはバーミヤンが好き)

内容は去年ライビュで見たので知ってたんですが、私はまず暗い話が好きなので冬組の劇中劇大好きなんだよね。ミステリの静馬さんがほんと~に好き 相馬くんも好き「あんなつまんねえ女結婚したいわけねえだろ!?」、沸いてしまう 真夜中のフランツも好き「まだやるぅ…?」かわいすぎ ♡まだやって♡てうちわ作りたいもん(応援グッズの使用は禁止です)

千景さんの匂わせがすごかったのでルーキーも早く見たいな。

BANANA FISH」The Stage -前編-@天王洲銀河劇場

フミヤでバナナフィッシュで水江建太は見るしかないなと思って行ったんですけど、なんか、ネルケの2.5にしては告知とか取引とかがわりと…変…(変…?)だったので、後半で是正されてるといいな。

言われていた通りたしかに構成はかなり早足だったが、おもうにこの話は全部「そばにいてくれ」というセリフへの壮大な前振りだったのでは?というか、バナナフィッシュをギャングの抗争の話ではなくアッシュリンクスの心情重視で作っているという感じがした。私はわりと好きでした。

エイブラハム・ドースン(医者)とかチャーリー・ディキンソン(刑事)はアンサンブルの方がやってたんだけどやたら演技が良かったですね…エイブラハムを良いというのは癪なのだが、あの挙動、よすぎる なにあの階段からの身の乗り出し方

後半も見たい。来年なのかな?

 

 意外といろいろ見ていた。下半期はサンリオもテニスもトループライブも楽しみにしています。いま俳優のオタクやめちゃって好きな舞台だけ見るようになったので、現時点で見ようと決めているもの以外でも良さそうなのがあったら軽率に行けるといいな。早く職が決まるか不労所得を得るかしたい。

なにかあれば:https://odaibako.net/u/pyan

 

 

 

 

 

 

文春で中止は想定してなかったょ

今年の下半期まとめの半分くらいこの話題で文字数使いそうでさすがに分けた。

 

 

この一枚目マジ生々しいな(解雇された人は主役だったので本当なら写真の真ん中に写ってるはずだった)(どういう精神状態で撮ったんだこれ)

 

中止になる前日の公演を見に行ってた。新しい服をおろして、マチネにこの舞台を見て、ソワレにEqualを見て、一日で物語をふたつも演じているところを見れたし、マチソワ間にもソワレ後にも友達と酒を飲んで、酔って楽しい気持ちで帰った。ピアスとコンタクトだけ取ってメイク雑に半分くらい落としてそのまま寝た。明日からまた頑張れるって思った。なのに翌朝二日酔いでヨロヨロ起きてツイッター開いたらライブドアニュースのサムネイルがタイムラインに流れてきた。

最初の反応「エエーーーーwwwwww」だった。爆笑してた。混乱しすぎると人は笑う。そのあと私がオタクとしてまだ胚だったころの忍ミュ七再自主降板事件とか、舞台ダイナミックコード方向性の違いでキャス変事件とか、いろんなことが走馬灯のように脳内をサーーーーッて流れたけど参考になるものがなく(野球のキャスト発表の頃はまだ松井さんのこと認識してなかったので記憶が無い。)しかも私はなんとか見れてて、中止になった日以降見る予定もなかったし今年のテーマが「茶の間(私)に怒る権利も泣く権利もない」だった。そんなオタクより他に怒るべき人が大勢いるなと思ったらどういう気持ちでいたらいいのか分からなくなって、最終的に「何?」の一文字だけが頭に浮かんだ。

 

聞いた話だけど、解雇されたJr.のひとはいわゆる「親目線で」「子供を応援するような気持ちで」オタクしてた人が多いらしい。実際客席も、後方だったからかもしれないし平日マチネだったからかもしれないし共演者のオタクも含めた雰囲気かもしれないし演目の作風ゆえかもしれないが、それなりに年齢高めで服装も落ち着いている人が多く、なんとなくみんなまったりしていて、マナー違反ではない程度にのんびり観てる空気があった。当たり前だけど誰もこれが最後の公演になるなんて覚悟してない雰囲気だった。現実はいつも伏線を張ってくれない。

もし新進気鋭でぶいぶい言わせてて「こいついつか炎上するかなにかでパッと芸能界辞めて出どころ謎の金で遊びまわり始めるんだろうな」って雰囲気があるような、オタクも若くてマナーやべえやつばっかりついてるみたいな、そういう人が起こしたものならまだよくあることとして消費できたかもしれない。(その行為の是非は置いておいて)けど親目線で応援してきた人が多い、客の年齢層がそれなりに高い、ってなるとそれはもう、ガチのやつやんけ。しかもタイミング的にこの舞台が潰れるのを週刊誌側は想定していただろうなあというのがまた「何?」となるポイントで、たしかにものすごいチケ難てわけじゃなかったし原作もついてないし超有名俳優が出てたわけじゃないし会場は最大キャパ584の全労済ホールスペースゼロだったけど、ああこの舞台って「潰してもいいや」って思われた舞台なんだ…………………てなっちゃったね………………

 

 とか言ってたら松井さんがこんなツイートするし

ぱっちの現場って東でも西でもやるから東京でも大阪でもオタクがキャリーゴロゴロ言わせながら歩いてて、私はその遠征してなんぼみたいな空気がかっこいいなと思ってた。でもそのぶん今はオタクの側の事情で行けなくて苦しい人が多いのもめちゃくちゃ感じてて、それはまだ周りもみんなそうだったからなんとか諦めついたかもしれないけど、ただそこに共演者の違法賭博アンド文春はほんとにこう………斜めから狙撃されたというか………そういうのもあるのか(孤独のオタク)って………なるじゃんやっぱり………………それに松井さんがファンに「マイナスな事に気持ちを使わないでください」と思う何倍も強く、オタクは「松井さんに悔しい思いをさせたくねえっ………………」て思ってるくない?我々は…我々は、どういう気持ちでいたらいいんだ。

 

これからすぐEqual観れるし、次の舞台も次の次の舞台も決まってるし、そこまで凹んでないし泣かなかったし怒るのも違う気がして、けどやっぱ「何?」とは今も思っている。マジで何?